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SEOは一つの手段



「流入増やしたいんですよね」「登録数増やしたいんですよね」みたいな相談を受けることがあります。そういう時に自動的に「じゃあSEO強化しましょう」って答えを出してしまうんですが、これって思考停止だなって最近反省しています。

別に上記質問においてSEO強化って施策は間違っていないと思うのですが、答えを出すにあたってほとんど考えずに自動的に「SEO」って言ってしまうのがダメだなと反省しているのです。SEOは数ある施策のうちの一つにすぎない。もっと幅広い観点から考えたい。



上記質問の他にも「SEO担当を雇った方がいいですか?」という質問も結構くる。事業にもよるけど、そりゃいた方がいい。ただ、SEOに詳しい人程SEOに固執する傾向があったりする。そういう人は入れない方がいいよと言うようにしてる。

検索上位に上げてもサイトがダメダメだったらCVしないし、かっこいいデザインでも内容が無かったり、不備があったら検索順位も上がらない。順位を上げるだけでなく真の意味での「SEO対策」を考えるのはデフォルトとして持っていたいスキルではある。

ただ、検索アルゴリズムが激変したら一気に順位が落ちてしまうかもしれないし、超SEOが上手くいってても、それ以上の爆発的流入だったり、獲得を目指す場合はSEO以外の施策もしないといけない。でも固執してる人だとSEO以外をやろうとしない。そもそも考えつかない。

大きな企業でSEO専任の社員ならそれでもいいかもしれない。でもスタートアップではもうちょっと幅広い観点やスキルを持ってる人の方が良い気がしてる。なので自分自身の反省もふまえて「SEOだけじゃなく、幅広いマーケティング観点を持った人やデザインやフロントもできたりする人が理想」と答えてます。なかなかそんなフルスタックな人はいないんだけど、少なくとも柔軟性のある人がいいなと思う。


ちなみにこれはSEOに限ったことではないのです。違う施策やスキルでも同様のことが言える。思考停止だけは避けたいものです。



余談だけど、界隈で「この人はSEOスキルすげーな」って思う人が二人いるんだけど、どちらも20代前半で、中学くらいから自分のサイトを作って試行錯誤してる人。キャリア8年とかになるので、もう僕なんかよりも上だったりするw もちろんSEOだけでなく他のスキルや幅広い考えも持ってる。がんばろう。