ウィルゲートさんの本を読んでみた 本のレビューとかって、あんまり書くとネタバレになってしまうので、さじ加減が難しいですよね。そもそも雑誌以外の本をここ数年読んでないし、最近は雑誌も買ってない。雑誌はたまに買った方が面白そうだなぁって思ったり。この思考って春ならでは。僕的には。そんなわけで、ビジネス本を約3年ぶりくらいに買ってみた。ちゃんと調べたら2年2ヶ月ぶりだったんだけどね・・・。TwitterとかFacebookで「ウィルゲートさんの本が出版」とか流れてたんで、近しい会社なので買って読んでみました。最初「ウィルゲートが本を出す」と聞いて、正直「早いんじゃないのか?」と思ったのだけど、彼らの中で一つの区切りみたいのがあったのかもしれないし、何らかの出来事から「このタイミング」って感じだったのかなぁって。このタイミングで出すというのはあくまで途中経過のレビューであって、ここで一息付いてしまっては元も子もない。この類の本を出す人は多いけど、なんか比較的その後gdgdしてしまう傾向があるけど、きっと彼らは臥薪嘗胆的にとらえていくだろうと期待しています(偉そうでスミマセン)。野球で言うところの「1回の攻防を振り返ってみましょう」だと思うのです。内容ですが、「きっかけがあって起業→そこそこ順調→拡大→アクシデント→危機→困難からの再起→良い感じ!」という黄金展開。ただ彼らがビジネスを始めた時期と僕がこの世界に入った時期はほとんど同じだし、他の経営者のこの類の本と違い、タイムラインが同じというか、「この頃はウチらは何してたかなぁ」と思う事ができるので、その分、親近感というか身近な感じを味わう事ができた。ウィルゲートさんとはお付き合いもあるので、「あの頃、実は苦境に立ってたんだな」などと振り返ってみたりもできる。そこがこの本の醍醐味だった。現状が良い状態でなければ本など出せないし、きっと良い感じなんだろう。界隈でもウィルゲートさんの話題はポジティブなものが多い。小島さんと吉岡さんの絆ってのは凄いなぁと思いました。「誰とやるか」というのは非常に重要。小島さんは吉岡さんを絶対に失ってはいけないし、裏切ってもいけない。それは凄く強く思った。あと、「最後は信頼できるかどうか、人間性がどうか」ってのが重要。内も外もそれは言えると思う。さて、人間というのは共通点を見つけたくなるものだが、本を読んでいくつか小島さんとの共通点があるなぁと思った。ネタバレっぽいので注意。・SEO会社の社長→僕は起業ではなく子会社でしかもすぐに交替したけど・親が事業をしていた→倒産しちゃった・家業が傾きかけた時に母親が病に倒れる・実家が競売・イケメン→すみません、調子に乗りました機会があれば読んでみてはいかがですか? http://seolavo.blog.shinobi.jp/Entry/51/ウィルゲートさんの本を読んでみた
スマホSEOのアップトゥーミーさんが買収された件 増資や資本政策関連のブログ『増資微速報』の方でも書いたのですが、パワーテクノロジー創業者で取締役の中島正三氏の100%出資会社のアップトゥーミーが買収されたようです。買収したのはアパマンショップホールディングスの子会社システムソフト。買収額は非公開のようですが、5億くらいじゃないかなーって思ってます。完全に勘ですけど。このアップトゥーミー社ですが、携帯やスマホ向けのSEO対策(コンサルティング)を主事業としているらしく、昨期の売上は3億2千万円ほど。意外と多いなというい印象。この利益率の高さったら5年前のSEO会社みたいですね!スマホSEOってよくわかりませんが、モバイルSEOも今ってどうなんでしょうね?モバイルSEOといったらSpeeeさんが有名ですが、Speeeさんも最近はソーシャルゲームに事業シフトしようとしているっぽいですね。他にはイーファクターとかかな。もっともイーファクターさんは社名も事業も全く変えて、今ではスマホのリワード広告のメタップスとしてご活躍の模様。ちなみにイーファクターのモバイルSEOサイトはngi group関連の会社が跡地を利用しているみたいです(参照:http://ktaiseo.jp/)。ngiさんは今もバリバリとモバイルSEOやってるっぽい。サイトもカッコイイ。今回のシステムソフト社によるアップトゥーミー社の買収の目的はリリースによると、モバイル端末分野への対応を加速するとともに、株式会社アップトゥーミーが得意とするSEO コンサルティング事業と、当社が得意とするアプリケーション開発という両社の強みをあわせることにより事業拡大を目指します。だそうです。強みを合わせたところで何が産まれるのかはちょっとイメージできませんが、少なくともシステムソフト社はアップトゥーミー社の「高利益」は手に入れられる。それはそれで上場企業には必要な事ですよね。高収益をあげているアップトゥーミー社を手放した中島氏としては、先が不透明な携帯SEOをやっていくよりも、ここで利益確定というとこかな?素人の勝手な推測ですが。 http://seolavo.blog.shinobi.jp/Entry/50/スマホSEOのアップトゥーミーさんが買収された件
リンクの違いで順位がどこまで変わるか? 他のデザイナーさんにいくつかサイトを作ってもらってたんです。サイトの内容の盛り込み具合やページ数は基本的にほとんど同じ。ただ設定しているキーワードは異なるサイトが5個あります。特に何の決まりごともなく、感覚的にリンクの強弱をつけてたら、結果に少し違いが出たのでまとめておこうかと。まずは、5個のサイトのご紹介。【サイトA】PR:3 100位以下 キーワード難易度:低 リンク:通常枠4+サテライトブログ数個【サイトB】PR:4 68位 キーワード難易度:高 リンク:通常枠10【サイトC】PR:2 100位以下 キーワード難易度:中 リンク:通常枠5【サイトD】PR:3 100位以下 キーワード難易度:中 リンク:通常枠5+自社メディア1サイト【サイトE】PR:2 34位 キーワード難易度:低 リンク:自社メディア1サイトいつものように全て『忍者ホームページ』の無料版を使用。実際サイト開設時期は少し違いはあるんだけど誤差ということで。で、約一ヶ月経ってどうなったでしょうか?結果、【サイトA】100位以下→74位【サイトB】68位→48位【サイトC】100位以下→72位【サイトD】100位以下→100位以下【サイトE】34位→17位「あんまり違いが無いじゃないか!」まぁそうなんですけど・・・。サイトDだけ上がらなかったけど、その他は軒並み上がったんですよ。サイトAはこの中では一番最初に作ってアップしたんだけど、全然動かなくて、「ダメなのかな」って半ば諦めてたんだけどね。この5サイトで一番違いが出たのがindex数。サイトAとDは未だに1しかindexされてない。一方他の3サイトは全ページindexされている。まぁ最初からウェブマスターツールなんかを使えばいいんだけど。そんなわけで順位が上がってきたサイトAですが、そのうち下がっていきそうな予感・・・。でもキーワード難易度が低いので何とかなるかもしれないけど。とりあえず「リンクが多ければPRがつきそうだね!」ってことは改めてわかったというか。自分で作ったサイトの動きがあまりなくて、ネタがなくて・・・。 http://seolavo.blog.shinobi.jp/Entry/49/リンクの違いで順位がどこまで変わるか?
ページランクメジャー更新と制裁の件 ページランクのメジャー更新があったようなので、管理しているサイト、ブログの状況を確認してみました。【無料ホームページを使って作ったサイト】いろんなジャンルで合計110個作って管理しています。その110個の今回のページランク更新の影響は、・上がった:38個・下がった:8個となりました。新規で作成するとまずすぐに「0」が付く。そしてそれがずっとそのままだったんだけど、それらの多くが上がった。「3」になったのが多いかな。この結果、110個のサイトのページランク内訳は、5:2 4:30 3:49 2:11 1:10 0:4 無:4となりました。ちなみに1サイトだけ「5」から「無」になるという制裁を喰らったけど、インデックス削除はされてないようです。今後どうなるかはわからないけど。【無料ブログで作ったブログ】いろんなジャンルで合計50個作って管理しています。その50個の今回のページランク更新の影響は、・上がった:10個・下がった:3個となりました。ホムペよりも影響は少なかったみたい。やっぱりTwitterやFacebook、はてブなどで盛り上がった記事を有するブログは評価高い。一方、PRが下がったブログの特徴は「かつて盛り上がってたけど、最近はアクセス少ない」といった感じ。ブログのネタ的に季節変動してしまうのでしょうがないんだけど。この結果、110個のサイトのページランク内訳は、4:4 3:15 2:8 1:0 0:3 無:20となりました。二極化の傾向。俗に言う「サテライトブログ」的なのはよくない。僕の書き方が悪いのかもしれないけど・・・。そんな感じです。最後に、今年もよろしくお願いします! http://seolavo.blog.shinobi.jp/Entry/48/ページランクメジャー更新と制裁の件
この一ヶ月くらいでSEO的に気になったこと たぶん今年最後の更新。2011年もお世話になりました。この一ヶ月くらいはあまり変化が無くてネタが無かったんだけど、気になったことをざざっとあげていこうかと思います。【ページランクが吹っ飛んだ】運営しているサイト、ブログの内、約5%でページランクが消えてしまう現象がありました。なかにはPR4ついてたのに、いきなり「無」になってしまったのも・・・。これによって特段順位に影響は(今のところ)無いんだけど、気になるところ。だいたいこういう大きな変化の時には「思い当たるふし」があるのだけど、今回は特に無いのです。被リンクもわりとポピュラーな感じで貼ってたし、サイト自体のページ数もそこそこあるし。謎です。【対策ワードが検索結果に】昔、Yahooではたまに見かけた光景なのですが、例えば「SEOブログ」というキーワードでバックリンクを貼っていたとしよう。Googleで「SEOブログ」と検索すると当該サイト(ブログ)のタイトル部分が「SEOブログ」となってしまっている。実際はちゃんとしたタイトル設定しているのにもかかわらず。おそらくそのワードでリンク設定している割合が高過ぎなんだろうと。そしてあまりこれは良い事ではないんだろうなと。キーワードは分散してSEOした方がやっぱり良さそうよ。根拠はないけど。【古えの方法を試してみた】業界では既に過去の手法と言われるnoscriptですが、余ってるので実験してみたところ、依然として強力だなぁという実感。ただし、波がある。ドーンと難キーワードで上位にきたと思ったら次の日には圏外とか。三振かホームランかといった感じ。なかには安定しているキーワードもあるけど、「邪悪じゃない」何か上手い感じに使っていきたいものです。【インデックスにムラがある】ほぼ同じ構成のサイトで、ほぼ同じようなリンクを貼っても、サイトによってインデックスされる数にムラがあるのです。最近。これはSEO的には重要で、インデックスされにくいサイトは順位も不調。インデックスさせるには方法はあるけど、そんな事よりもなぜ同じ構成、同じ手法なのに差が出てしまうのか?というのと、サイトの違いは何か?をつきとめないと先に進めない気がする。ぐだぐだと書いてきましたが、こんなところです。それではまた来年。良いお年を。 http://seolavo.blog.shinobi.jp/Entry/47/この一ヶ月くらいでSEO的に気になったこと